しのづかきく*お絵かきダイアリー*

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夏旅その1 三井商船フェリー「さんふらわあだいせつ」で北海道へ(深夜便)、大洗~苫小牧

こんにちはシノヅカキクです。
ここはつぼ押しブログですが番外編ということで、今回からしばらく旅の話しをします。


少し早い夏休みをいただき、 前から行きたかった北海道に行ってきました。

 

移動手段はフェリーです!

私は北海道って飛行機で行くものとばかり思ってたけど、過去にフェリーで北海道に上陸の経験のある主人は向こうでレンタカーを借りる考えがないらしく、どうやら今回も自分の車で行きたい様子でした。

 

うんフェリーでいいよと軽くOKしたものの日程の都合上、どうやら乗るのは

・深夜に出航

・レストランがない

・深夜なのでレジャーというより主に仕事で乗るトラックの運転手さんが多い

 

という「深夜便」らしいことがわかり、心配症気味な私は「色々不便な旅になるかもしれない」と乗船まで少し不安な日々を過ごしました。

 

実際乗ってみると、寝不足になったりもしたけど、フェリーの旅にしてすごく良かったなと思いました。

 

19時間乗るため時間がゆっくり過ぎるので、行きは北海道に着くまでのわくわくした時間を楽しめるし、帰りは冷凍食品で例えると急速解凍みたいに急に現実に引き戻されるのではなく、冷蔵庫でじっくり解凍するみたいに旅の思い出を整理しながら東京へ帰る心の準備をすることができました。

 

今回お世話になった、安全に航海するため夜通し船を運転し、海風の中安全のため保守点検をし、船に車を誘導をしてくれた、「さんふらわあだいせつ」や大洗港、苫小牧港の皆さん、どうもありがとうございました!すっかりフェリーファンになっちゃいました。さんふらわあの唄もあれからYouTubeで何度も聞いてます。いい詩ですよね!

 

ということで前置きがだいぶ長くなってしまいました。

ここからはどんな旅だったのかについて書いていこうと思います!

 

 

 

はじめに

 

目的地→北海道
乗組員→夫婦+車1台
日程→2018年6月15日(金)〜6月21日(木)

自宅のある東京の近くから北海道へ向かうフェリーは、新日本フェリーの「新潟発小樽行き」か、商船三井の「大洗発苫小牧行き」があります。

休みとフェリーの便が合いそうな「大洗発苫小牧行き」の深夜便である「さんふらわあ号だいせつ」で向かうことにしました。

自宅〜大洗港

チェックイン


東京の自宅から車で出発し、予定より早く1時間半ほどで大洗港に到着。

大洗港に着いたらチェックインします。
チェックイン機があり、乗船手続きができます。
私たちは割引を利用していたので人のいる受付カウンターで手続きしました。

写真は大洗港のチェックイン機です。
左が人のいる受付カウンター。
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乗船


予約番号と名前を伝えて車検証を見せ受付をすませたら、乗船カードをもらえます!
搭乗する時に係員の人にこのカードのバーコード部分をピッとスキャンしてもらい船に乗り込みます。
なるほど、こうやって乗船する人をチェックするんだな。

フェリーへの乗り込み方はについては危険防止のため、車(運転者)と同乗者(私)は別に入ります。

車(運転者)は23:00から乗船し、同乗者は22:30に2階の乗船口が開きそこから入ります。

写真は、ロビーにあるパンフレットラックです。色々な場所についての情報が得られます。
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写真は22:30になり乗船口が開いたところです。警備員さんが安全確認をしてます。
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車(運転者)は23:00に乗船予定でしたが少し早まり、22:45ぐらいに乗れました。

 


2.大洗港〜苫小牧港


写真は大洗港にあった航海スケジュールです。
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1:45 大洗出港
2:42 磯崎
4:27 塩屋埼
7:55 金華山
11:16 魹ヶ埼(とどがざき)
13:49 鮫角灯台
19:45 苫小牧入港

調べたらチェックポイントの多くは灯台でした。
灯台や岬にある光を目印に航海するため、夜はカーテンを開けないようにと注意書きがありました。


寝る場所(カジュアルルーム)


今回予約したのはカジュアルルームです。4人ひと部屋で、ベッドはカーテンで仕切られてます。

私は客室Hの30番のベッド。
部屋は主人と年配の男性2人が一緒でした。

本日の私の寝床です。荷物多め。
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奥から部屋のドアを写したところ。

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ベッドの上には可動式の棚が、下には荷物を入れる引き出しがあるので荷物は十分置けると感じました。


エンジン音が続くから耳栓した方が良いとお客様に教えてもらってたので持参した耳栓をして就寝。

横になると船の揺れが気になりますが、夜遅くまで起きててかなり眠かったのですぐに寝りにつけました。

 


食事


前にも書きましたが、今回乗るフェリーはさんふらわあ号だいせつの深夜便です。

主人も私も、深夜便のフェリーの旅は初めてなので、さんふらわあ号だいせつに乗った人のブログを参考に、何を用意したら良さそうか考えました。

昼の便と違うのは、レストランと冷蔵コインロッカーが無いところのようです。

冷凍の食事や軽食を自販機で売ってますが、念のため翌朝と昼の食料を持ち込むことにしました。

 

写真は軽食の自販機です。

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用意したのは13リットルのクーラーボックスで、それに保冷用の業務スーパーの1.7キロの氷を入れて持ち込みました。

中はブロッコリーやパプリカやミニトマトの野菜、シュウマイやチキンナゲットやハムの肉系を入れて。

保冷のいらないのは袋に入れて。パンやナッツ、板チョコ、インスタントコーヒーを持ち込みました。

 

喫茶コーナーで朝ごはん

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昼ごはんは朝のを半分残して、同じのを食べました。

お茶やお湯がでる機械があるので、このお湯を使い持ってきたインスタントコーヒーを飲んでほっと一息ついたり。

小腹がすいたらナッツやチョコをつまんでました。船内が寒く感じて自販機のカップヌードルを食べようか考えましたが210円と少し割高だったのてやめました。
次回はカップラーメン持ち込もうかな。


紙コップや割り箸、電子レンジやラップやお醤油が用意されてて助かります。
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「ベーシン」と呼ばれるシンクがあるのでここで持ってきた食器類を洗いました
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ラウンジもあり(8:00〜)ここから船の進行方向を見ることができます。

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展望風呂


そしてお楽しみの展望風呂。

今回のフェリーの旅で私が最も楽しみにしてたのはサウナつきのお風呂です!

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お風呂から外の景色が眺められるのが楽しくて、下船までに2回入浴しました。

船の揺れが強めだと風呂のお湯もザバーンと洗い場に出るほどなので、入浴中は足も濡れてるしスリップに気をつけなきゃなと思ったけど、個人的には超楽しいお風呂。

サウナも2回入りました!
主人の話を聞くと男性のお風呂は混んでたよう。

それに比べると私は1回目も2回目も入浴中は1人だったので、思う存分入れました。

気になるアメニティですが、リンスインシャンプーとボディソープとドライヤーでした。ドライヤーは風がびっくりするぐらい弱いです。タオルは500円でレンタルできるようです。

入浴できる時間は、乗船から2:00までと翌朝8:00から下船までで、特に乗船から2:00までが混むと書いてありました。

波が強い日は入浴できないようです。

 

おわりに

 

Wi-Fiは試験運用とのことでしたが私たちは電波をつかむことができず、ネットはひたすら船が陸地に近い場所にいるときに4Gや3Gで使いました。

 

それ以外は「さんふらわあ文庫」という喫茶コーナーにある漫画や本を読んだり、おしゃべりしたり景色を見たりしながら過ごして19:45ごろに船は苫小牧港に着岸しました。

 

着岸してから下船の準備をしてる間。
無事に着いた安堵感と体に残る船の揺れとエンドレスで流れるさんふらわあの唄とに包まれしばし「ただ座ったまま」になってました。あの時間はなんとも不思議ですね。

 

下船するとあたりはひんやりしてて北海道に来たんだなと感じました。
苫小牧から当日の宿泊地であるトマムまで約2時間かかるため、ホテルに電話してチェックインの時間を遅らせもらい、22:00過ぎにホテルに到着しました。

 

ということで三井商船フェリー「さんふらわあだいせつ」で北海道へ(深夜便)、大洗~苫小牧についていかがでしたか?
この記事はあくまでも「忘れっぽい私のための備忘録」ですが、私もそうだったように、これから初めてさんふらわあだいせつでの旅をする人が少しでもフェリーでの旅をイメージできたら嬉しいです。 

 

本日のルート