天柱(てんちゅう)へのつぼ押しで、首のつけねの痛みをすっきりとろう
こんにちは、Kamikeはりきゅう院のシノヅカキクです。
肩こりと同時に首のつけねが痛いことってないですか?
うちに来てくれる肩こりのお客様の中にも首のつけねが痛いとおっしゃる人はたくさんいます。
なぜ肩こりのある人はよく首のつけねが痛くなるのかと言うと、肩こりを感じる大きな原因と言われる「僧帽筋」の一部(上部)はちょうど首のつけねから出発(起始)しており、そこに負担がかかりやすいからなのです。
今日はそんな、「僧帽筋」の出発点に位置している「天柱(てんちゅう)」というつぼについて、お話ししていきたいと思います。
肩こりと同時に首のつけねが痛い人、頭がしめつけられるように痛む人に効果があるので、症状をお持ちの方はよかったらお試し下さい。
ひとくちつぼメモ
古典的な「つぼ」は361個、つぼが並ぶ道を経絡といい、主な経絡は14本あります。
天柱(てんちゅう)は、その中の1本「膀胱経(ぼうこうけい)」の10番目にあり、英語表記はBL(Bladder)10です。
目次
天柱(てんちゅう)へのつぼ押しで、首のつけねの痛みをすっきりとろう
では早速、天柱(てんちゅう)のある場所について見ていきましょう!
場所
下のイラストをご覧ください。
(イラストに出てくる壺のようなキャラクターは「ツボたん」といいます。
ツボたんについては、「このブログへようこそ!」というタイトルの記事の中で説明してるので、もしお時間あったら読んでくれると嬉しいです!)
天柱(てんちゅう)は、首のつけね中心の左右にある太い筋肉(僧帽筋)の痛みの強いところです。先ほども言いましたがここにちょうど僧帽筋の出発点(起始)の一部があり、こりを感じやすい場所です。
注意
髪の毛のあるところなので、天柱(てんちゅう)へのお灸は避けたほうが良いでしょう。
また、食後や熱のある時は避けるようにしましょう。
つぼ押しの方法
以下に「つぼ押し」のポイントを書きます。
- 皮膚が傷つくので、爪で押さないように
- 力が入りすぎないよう、中指で押しましょう
- 効果を求めて強く押しすぎないようにしましょう
- 皮膚や筋肉をいためないよう、ほどほど(10回程度)でやめましょう
おわりに
つぼ押しする時は、「指で押す」というよりも「指をつぼの位置においたら頭の重みをかけていく」方が押しやすいかなと思います。
かなりすっきりするので、ぜひお試し下さい!