のびをするだけ!デスクワ―クの人むけ、経絡(けいらく)から見る肩こり解消法
こんにちは、KAMIKEはりきゅう院のシノヅカキクです。
今日はデスクワークの人向けの肩こり解消法について話したいと思います。
お仕事中、1時間に何回かこれをしてもらうと、同じ姿勢を続けることで起こりやすい筋肉の緊張をほぐすことができると思います。
目次
デスクワークの人に多い肩こりと、その解消法
パソコンの普及でライターやデザイン、事務など机に向かって仕事をする人が増えてますね。うちに来るお客様でも肩こりに悩む人は多く、そのほとんどはデスクワーカーなので、何か良い解消法はないかなと思いついたのが「のび」です!
ひと言過ぎて驚いちゃうかもしれませんね、なぜ「のび」なのかについて、今から説明します。
ちなみにですが「のび」は、「腕を前に出して作業することが多い人」向けなので、キッチンに立つことが多い人なんかにもおすすめです。
というか、人間は腕を前に出して作業することがほとんどなので、みんなにおすすめできます。
デスクワークの人に多い姿勢ってどんなもの?
話しを元に戻します。
この人たちはお仕事中、どんな姿勢をしてることが多いと思いますか?
- 1日中ほぼ座りっぱなし←うん
- 腕を体の前に固定して作業することが多い←うん、そう
- モニターや紙などを見るため首が下に向きがちだ←うん、そうそう!
これにより起きやすいと考えられる姿勢の悪化は
- 腕の重さが支えきれず、肩が前に巻いてくる(巻き肩)
- 首が前に出る
- 猫背になってくる
こうして「巻き肩になり」「首が前に出て」「猫背になる」ため、肩甲骨の位置がずれて肩こりが起きやすくなるのです。
肩こりと経絡の関係と「のび」のこつ
東洋医学では、つぼのある道を経絡(けいらく)と言い、古典的な経絡は14本あります。
>>つぼ押しをする前に知ってほしいことや注意など
その14本のうち1本に、手の小指から腕の内側を通り肩へ向かう小腸経(しょうちょうけい)という経絡があるのですが、パソコンを打ったり物を書いたりするのって、
この経絡にそった筋肉を良く使うのです。
「のび」をすると、デスクワークで疲れた小腸経の経絡にある筋肉が伸ばされるのです。こつは、腕の内側を伸ばすようにすることです。手は握っても開いてもかまいません。
ついでに言うと、「のび」をすることで胸の筋肉もいい感じにストレッチされるので、
巻き肩の予防にもなります。
デスクワーク1時間のうちに姿勢をリセットする動きをしよう!
私もパソコンに向かうときは1時間に2、3回は「のび」をするようにしています。
歩いたり屈伸するのも良いと思いますので、ずっと同じ姿勢を続けないよう、色々試してみてくださいね!